クラウドエンジニアの転職先は?
人気のクラウドエンジニアですが、企業からニーズも大きくなっています。
クラウドエンジニアが求められる背景
採用活動サイトのリンクトインの2015年の企業側が注目スキルは次のような順位になっています。
- クラウド・分散コンピューティング
- 統計分析/データマイニング
- マーケティングキャンペーン運営
- SEO/SEMマーケティング
- ミドルウェア・インテグレーションソフトウェア
- モバイル開発(スマホアプリ開発)
- ネットワーク・情報セキュリティ
- ストレージシステム管理
- ウェブアーキテクチャ/開発フレームワーク
- UIデザイン
2014年では圏外だったのですが、2015年にいきなり1位に躍り出ました。IOTやAIの発展により、データ量が膨らみ続ける昨今、オンプレミス(自前のサーバ)では限界があることに気づき始めた企業が増えてきた背景があります。
これはグローバルのデータですが、日本でもほとんど同じ状況のはずです。
実際、日本でも大手メーカーがIoTに備えて、エンジニアをIT業界から引き抜いているのですが、クラウドエンジニアも多く含まれています。
また、トヨタ自動車などの自動車メーカーも、自動運転に備えてAI研究所を作るとともに、クラウドへの強化も行っています。
そして、金融業界でもフィンテックという概念が登場し、これまでの金融システムとは比較にならないほどのデータが生まれるのに対処しだしています。
そんななかクラウドの技術社は全く足りていなくて、多少の経験がある人は引く手あまたな状態です。
クラウドエンジニアが転職するにはどうすればいいか
クラウドエンジニアが転職するには、自分で転職サイトから案件を探す方法もあります。
ただ、メーカーなどの非IT企業は転職サイトには出さず、特定の転職エージェントにだけ「いい人がいたら紹介して。」と依頼を出しているケースが多いです。というのは、応募が殺到してしまいさばきくれなくなってしまうからです。
なので、最低一つくらいは転職エージェントを使った方が無難です。では、どのエージェントがいいかというと、やはりIT知識が豊富なエージェントにしたほうがいいです。
そもそも普通のエージェントだと、「クラウドってなに?おいしいの?」という人も普通にいます。やはり、技術や業界について絶えず学習しているようなエージェントを使いましょう。