ＪＡＣリクルートメントの私の体験談
私は転職前は、社員数が100名程度のスマホゲーム開発会社で、アプリ開発エンジニアをしていました。年齢は33歳で、ポジションはマネージャーで、年収は650万円でした。
転職をしようと思ったきっかけは、会社の業績不振がきっかけでした。私が在籍していた会社はソーシャルゲームブームに乗って新たに設立されたゲーム会社だったのですが、なかなかヒット商品が出ずに、創業以来赤字続きとなっていたのです。このため一度も給料が上がったことはなく、社内の雰囲気も沈み気味となっていました。そして、次第に経費節減が唱えられるようになり、新たなプロジェクトにチャレンジできるチャンスが失われていったのです。このため転職を決意しました。
転職活動を開始したのは、2016年5月頃で、ＪＡＣリクルートメントに登録したのも、この時期でした。ＪＡＣリクルートメントに登録した理由は、インターネット上で多くの転職サイトを閲覧してみたところ、開発系の案件を多く扱っている転職エージェントだと思われたためです。「開発 転職エージェント」という文言で検索すると上位に表示されるのが、ＪＡＣリクルートメントでした。そこで、躊躇なく登録しました。
登録したあと神田神保町にあるＪＡＣリクルートメントの本社を訪問し、個室で担当のキャリアコンサルタントと面談しました。担当者は30歳くらいの女性の方で、もうひとり30代くらいの女性がアシスタントのような形で後ろに控えていらっしゃいました。お二人の経歴について、伺うことはありませんでしたが、人柄的にはメインの担当者の方は営業レディ的なアグレッシブさが感じられ、アシスタントの方については温和な雰囲気を感じました。
面談は、登録時の面談と、採用面接前の面談の2回実施されました。どちらも1時間ほどかかりました。1回目の面談では、私のこれまでの経歴を説明し、これからどのようなキャリアを歩みたいかという私の希望をお話ししました。ＪＡＣリクルートメントの担当者からは、今回の転職理由について質問がありましたが、私が理由を答えると納得していただいたようで、すぐに5社の求人案件をご紹介いただけました。
2回目の面談では、実際の採用面接に備えて、模擬面接をやっていただけました。相手方の人事担当者がどのような質問をしてきて、それに対してどのような態度で、どのような回答をすれば問題ないかをテストしたのです。これについては効果があったと思います。
結果的には5社に応募して、そのうち1社だけ書類選考を通過し、その1社から内定通知をいただくことができました。内定通知をいただけたのは、2016年7月頃でした。
内定通知をいただき、現在勤務している会社は、クラウドサービスに力を入れている会社で、企業の管理部門の業務向けにサービス開発をしています。社員数は約350人という規模です。この会社で私はマネージャーというポジションで、年収700万円という待遇で、人事関連の勤怠管理システムの開発に携わっています。
この会社は黒字決算を続けている会社ですから社内の雰囲気は安定してしますので、転職して良かったと思います。
ＪＡＣリクルートメントの良い点は、求人案件を豊富に持っており、しかも案件の質が良いことが挙げられると思います。ＪＡＣリクルートメントは転職エージェントのなかでは大手企業ですから、大手の転職エージェントだからこそ、大手企業の案件を受注できるということだと思います。
ＪＡＣリクルートメントの悪い点は、あまり見当たりませんでしたが、多くの求人案件を取り扱っていることもあり、担当者の対応がビジネスライクすぎると感じた点が、強いてあげれば悪い点と言えるかもしれません。
ＪＡＣリクルートメントの利用をお勧めできる人は、年齢が20代や30代で、これからもバリバリ働いて活躍したいと考えている人だと思います。前向きな人には、担当者も前向きに接してくれます。
逆にお勧めできないタイプの人は、年齢が高めの方で、何らかの理由で仕方なく働き続けたいという人だと思います。このようなタイプの人は、転職したあと積極的に働いてくれるか否かわかりませんので担当者も紹介しにくいのではないかと思います。