UI/UXデザイナーの転職先は?将来性はほんとに大丈夫?
UI/UXデザイナーが求められる背景
UI/UXデザイナーが注目を集めています。ビジネス用SNSのリンクトインが2015年に発表した、企業から注目されているスキルランキングです。
- クラウド・分散コンピューティング
- 統計分析/データマイニング
- マーケティングキャンペーン運営
- SEO/SEMマーケティング
- ミドルウェア・インテグレーションソフトウェア
- モバイル開発(スマホアプリ開発)
- ネットワーク・情報セキュリティ
- ストレージシステム管理
- ウェブアーキテクチャ/開発フレームワーク
- UIデザイン
このランキングでは10位ですが、以前は全く圏外だったのでここに入ってくるのは驚くべき躍進です。
その背景には、モバイルなどのデバイスの発展により、UI/UXデザインの難易度が増していることがあります。以前までは、UIデザインは、グラフィックデザインなどと同じく外注するケースが普通でした。
しかし、アジャイル開発の進展や、よりスピーディーな改善が求められる状況だと、いちいち外注していては間に合わないし、余計に費用がかかってしまうので、社内に仙人のUI/UXデザイナーを雇用する企業が急増しているからです。
IT企業ではなく、メーカーなどの既存産業でさえ、UI/UXデザイナーを採用し始めています。
UI/UXデザイナーが転職で失敗しないためにはどうすればいい?
求人情報を調べるのにまず転職サイトに登録すると思いますが、転職サイトだけだと、非公開求人と言われるものに出会えない可能性があります。
IT企業は比較的に求人サイトに出していますが、それ以外の一般企業は、特定の転職エージェントにだけ、「いい人がいたら紹介してください。」と依頼している場合が多いです。これを非公開求人といいます。
なので、一社は転職エージェントを使うのが無難です。ただ、どのエージェントでもいいかという話ですが、ITの専門知識があるところがおすすめです。というのは、UI/UXデザイナーという職種は比較的新しいので、通常のエージェントだと仕事内容など理解していない可能性があります。そうすると、全く的外れな案件を紹介しかねません。なので、できるだけITの知識があるエージェントを使いましょう。