ビズリーチ口コミ評判!30代エンジニアが転職で年収UPの体験事例!

転職当時時の私の状況

 

33歳 男性 ネットワークエンジニア
転職前の年収: 450万円(社内SE・ソフトウェアテスト業界)
転職後の年収: 480万円(ネットワークエンジニア・SIer)

 

という感じです。

 

転職しようと思ったきっかけ

当時私は、ベンチャー企業の社内SEとして働いておりましたが、労働時間が長いことがとても苦痛でした。なぜなら、社員300人に対して、社内SEはたったの2人しかいなかったからです。全社員の問い合わせ対応が非常に大変でした。IT環境はどんどん新しいものが導入されていく状況で、OSのアップデートの不具合や、新規導入したソフトウェアの使用方法がよくわからないといったような問い合わせが2人しかいない社内SEへ集中しておりました。その結果、毎日、電話・メール・チャットによる社員からの問い合わせ対応業務に追われて、新しい機器の導入や、社内システム改善業務に関わる開発業務ができず、残業時間だけがどんどん増加していきました。この状態では、自分の技術力が高まらないし、社内の問い合わせ業務だけで一生が終わると思ったので、もっと技術力が高まる仕事をしたいと思い転職活動に踏み切りました。

 

自分にあった転職エージェントを探す事が重要

最初の動機は忙しい毎日から抜け出すことでしたが、もちろんお金も稼ぎたいと思っていた為、私は、転職を考える時に二番目に考えたことは、自分の年収が上がるかどうか?ということでした。転職して年収がダウンすると前年度の税金が今年度にかかってくる為、年収が上がらないことはリスクだからというのもありました。なので、私は、過去に、リクルートやインテリジェンスなどの大手のエージェントを使用してきましたが、今回はどうしても年収を上げたかった為、優秀な転職コンサルタントがたくさんいるという噂のビズリーチを使用することに決めました。

 

ビズリーチは自身のキャリアの記入方法を真剣に教えてくれる

ビズリーチに所属するコンサルタントを見て思ったのは、キャリアの書き方から丁寧に教えてくれる点です。経歴書の見た目が良くなるポイントを徹底して教えてくれました。
また、ビズリーチに登録している転職エージェントは、その業界に精通している人が多く、大手の転職エージェントのように転職希望者(クライアント)担当と営業(企業)担当が分業しているケースはほとんどなく、両方を担当している方がほとんどでした。そのため、企業の採用担当者への交渉をする際に、転職希望者のスキルや意欲をより詳細に採用担当者へ伝えてくれます。
また、ビズリーチの場合、コンサルタント自身の売り上げが自分の収入に直接つながるケースが多いため、転職希望者に対して、人間性やスキルの売り込み方を、積極的にアドバイスしてくれます。ビズリーチなどのようなフリーの転職コンサルタントの場合は、コンサルタント自身が歩合制のケースが多く、転職希望者(クライアント)を真剣に企業に売り込む意欲がある為、個人の人間性やスキルを直接採用担当者に伝えることが出来る可能性が非常に高いです。

 

ビズリーチの転職コンサルタントと待ち合わせ

実際には3人のコンサルタントが担当になってくれましたが、一人目に私の担当になってくれた転職コンサルタントと駅のカフェで待ち合わせをしました。一通り経歴の話を説明した時に、「経歴書の書き方をもっとよくしましょう」と言われました。例えば文字フォントであったり、罫線の統一であったりいろいろ注意を受けました。それは、「実は企業の採用担当者は、経歴書の内容以前に、見にくい経歴書を見た瞬間に不採用とするケースがあるから」と言われました。人事目線の私の知らない情報を教えてくれることがとても新鮮でした。
また、転職コンサルタントが業界に詳しいため、業界の動向や、転職のシステム(自身へのマージン)など、裏情報などを親切に教えてくれたりします。これはとても助かりました。
今後自分が、どのような業種や、経歴をつんでいけば、自分の市場価値や、転職時のキャリア形成ができるのか?という将来的な部分までも真剣に考えることができました。
コンサルタントとの面談後、自宅で経歴書の修正と、面談する時の自分の売り込み方をイメージトレーニングしました。

 

ビズリーチ担当者からの面談の連絡

担当者に言われた通り、履歴書を修正して返送したあとにすぐに、メールで連絡がありました。「面談が決まったので、指定した時間に企業訪問し、面談を受けてほしい。年収も希望額以上のものが出る」とのことです。私は、すぐにスケジュールを確認し、返信しました。リクルートなどの大手のエージェントと違い、ビズリーチはクライアント担当と営業担当を一緒に行っているため、年収の交渉などを簡単にしてくれます。なので、面談の前から、企業に対して年収の交渉をしてくれるため、私としては高いモチベーションのまま、希望年収480万円を出してくれる企業との面談をすることができました。

 

いざ希望企業との面談を終えて

希望企業の仕事内容はネットワークエンジニアとしての仕事でした。前職では、社内SEということもあり、開発・社内システム・セキュリティ・サーバー・ネットワークと、様々な分野を担当していたこともあり、ネットワークエンジニア一本という不安もありましたが、希望企業との面談は無事に終わりました。また、転職前はソフトウェアテストの社内SEというポジションでしたが、今回はSIerでの勤務で仕事内容はバリバリのネットワークエンジニア、NWの設計はもちろん、プロジェクトマネジメントなども手掛ける重要なポジションでの仕事であるという話で、製造業界でのPMとして働いてほしいという要望でした。正直プロジェクトマネジメント経験はそこまでありませんでしたが、事前にビズリーチの営業担当者がマネジメント経験の良い部分を推してくれたのか、面接の担当者と、とても良い雰囲気で話すことができ、マネジメント方針や働き方についての話をした際に、非常に手ごたえを感じました。転職後の社員数は200人と中小規模でしたが、実際に行うプロジェクトは数千万円規模のものが多く非常にやりがいがあるという点も魅力でした。あとは自分自身に対して、企業が希望年収を出してくれるかどうか?という点が問題でした。前年度の年収よりもかなり上乗せして年収を希望したので、企業側がどれくらいその希望に沿ってくれるのか?ということがネックでしたが、意外とすんなり企業は希望年収に答えてくれました。

 

ビズリーチの担当者の交渉のおかげで希望企業に合格

ビズリーチの転職コンサルタントから「希望企業に合格することはできました。年収の部分ですが、かなり交渉して、○○万円まで上げることができました!」という電話が入りました。ビズリーチの担当者は個人コンサルタントが多いため、直接どのような交渉をしたのか?企業側がどのような意見を言ってきたのか?企業の不安点はここで、ここをクリアしたら希望年収に到達するから情報が欲しいという部分をきちんと伝えてくれます。
きちんと私の希望や、企業側から不安に思っていることをビズリーチの担当者を通じてコミュニケーションがきちんと取れたため、私はすんなりと希望企業へ合格することができました。年齢は当時は33歳でしたが、希望通りの年収を出してくれる企業へ就職することができ、大変満足しました。ビズリーチを使うと、希望年収や希望したい職種や今後のキャリアや方向性などが直接的に企業に伝わる為、自分の希望が叶う可能性が非常に高いです。今後年収を上げていきたいと思う方は是非ビズリーチなどでプロの転職コンサルタントに頼むことが、今後の自分自身のキャリアを形成していく上で非常に重要です。

 

ビズリーチの良くない点

 

まずは表に出にくい良くない点からご説明しちゃいますね。

 

悪い情報を言わないコンサルタントがいるので注意すること

コンサルタントの言うことを鵜呑みにすることは危険です。良い情報を言われた時でも、その情報に裏がないかきちんと確認することが重要です。私は、転職後の年収は450万円から、480万円にアップしましたが、480万円というのは残業代込みの金額でした。従って、残業してしまうとどんどん時給計算した場合下がっていく形になります。この原因はきちんと転職コンサルタントに、残業代込みの金額なのか、残業代なしの金額なのかきちんと確認しなかったせいです。コンサルタントも自身の利益を考えておりマイナスの情報を聞かれるまで言わないパターンがあるので、自分自身できちんと確認することが重要です。

 

転職後の企業がブラックでも勧めてくる

私は希望年収で転職することができましたが、転職後の企業で想定外だった点があります。それは、中途で未経験の人間を雇っている点でした。また、他の社員の年収が異常に低かった点です。まず、未経験の人間を雇っている時点で、とにかく誰でもいいから人間を雇い、出向させ、利益を得ようとする企業の考え方です。同時にその行動をすることにより、企業自体の平均年収が下がります。このような状態であることは、企業情報を深く知っているビズリーチの採用担当者なら必ず知っていたはずです。しかし、そのような情報は入社するまでの間、転職コンサルタントから一切入ってきませんでした。

 

企業に詳しく希望年収を提示してくれるが、転職後のことは一切考えていない

ビズリーチは、確かに採用担当者とのつながりが深く、転職希望者の経歴やスキルを推してくれます。そして希望年収で交渉してくれるパターンが多いです。しかし、入社後、個人の年収が高くても、会社全体の年収が低い場合は、期待されているハードルが高く、入社年に成果を出さないと次年度の年収の交渉がしにくい状態になります。本来技術職などは、自分の能力にあった金額を希望しても良いですが、それを言いづらい企業も中には存在します。ブラック企業などがそうです。このような企業の平均年収や、客先常駐が主なのか、プライム(直接)案件が多いのか?自分が少しでも疑問に思う点はどんどん聞かないと、コンサルタントの都合の良い話しかされないケースが多いです。従って企業に詳しい転職コンサルタントである場合は、マイナスの有無を聞いていかないと、自分自身が不利になります。なお、リクルートなどの大手の転職コンサルタントなどは持っている案件が多いので、ブラック企業などを無理に推す必要がないため、このようなことは気にしなくてもよいです。

 

自分の市場価値が理解できていない人にはビズリーチは難しい

ビズリーチでの起業採用側の大半のやり方が、「ほぼ個人の裁量で書類選考を行う点」になります。例えば、会社の経営層が、CTOの書類選考を行う際に、複数で書類選考を実施せずに、その経営層の個人の裁量のみで選考を行う可能性が高い為、例えば、「役員募集」という転職案件があったとして、「実際に役員としての資質を全く持ち合わせていない人物」に対して役員募集の一次面接などのお声がかかってしまうケースがあります。私も実際に、「CTO兼役員のポジション募集」の面接に伺ってしまったこともありますが、不採用でした。それ相応の実力を持ち合わせていない人は一次面接をしても採用のハードルが高すぎて面接したところで互いに時間の無駄になることがあります。このようなことは大手のコンサルタントを通した場合は起きることは少ないですが、受け口が広く、チャンスの大きいビズリーチの場合は、それ相応の人間でない場合は、無駄に書類選考を通過して、無駄な面談をしてしまうケースがあります。より自分自身がどのような人間なのかを考える必要があり、自分の市場価値を理解できていない人間にとっては時間の無駄が発生してしまうケースが発生する、というのがビズリーチのデメリットです。

 

ビズリーチの良い点

 

ビズリーチは転職希望者に対しての対応スキルが高い

 

ビズリーチは、個人でクライアントから企業への営業など全て回しているケースが多く、多くのクライアントの対応ができない為、一件一件に対する対応が丁寧であり、転職希望者のニーズを聞き出すのが上手です。
リクルートなどの大手のエージェントは、大量の転職希望者とやりとりをしている為、案件を右から左へ流すだけであったり、一人一人の転職希望者に対して、細かい経歴の記載方法を指導することはほとんどありません。どうしても一人一人に対しての対応は薄くなります。

 

ビズリーチは業界情報や転職ニーズに詳しい

さらにビズリーチの良い点は、独立したコンサルタントが多い為に会社のしがらみなどなく、正直に現在の転職事情や、採用担当者の書類選考などの判断基準を教えてくれる点です。また、そのようなことが可能なのは、企業への採用担当者への営業も直接行っているために、採用担当者の生の声を聞いているからです。また、必然的に業界にも詳しくなります。これに比べると、大手企業の転職エージェントは、その業界の生の声を聞いていない人(企業の営業担当から話を聞いただけの人)が転職希望者(クライアント)担当していることが非常に多いです。大手エージェントの担当者はIT業界の案件の希望者に対して、あまりIT業界の紹介の経験のない担当者がつくことが多々あります。その理由は、転職希望者(クライアント)担当と営業(企業)担当が完全に分かれているため、営業(企業)担当がIT業界に詳しければ、転職希望者(クライアント)担当はそこまでIT業界の経験がなくてもどうにかなるというシステムだからです。

 

ビズリーチは関係の深い採用担当者を持っており戦略を教えてくれる

ビズリーチは、深いつながりがある企業の採用担当者を持っています。その結果、企業側の「このような人材を求めている」というニーズを的確に掴んでいます。従って、経歴書の書き方において採用担当者の印象が良くなるような的確な書き方を知っています。そしてそれを的確に伝えてくれます。これは、大手の転職コンサルタントには行うことが不可能です。従って大手の転職コンサルタントでは、業界および企業特有の経歴書の書き方などがあることを転職希望者(クライアント)にアドバイスすることができません。従って、リクルートなどの大手のエージェントの転職希望者(クライアント)担当のコンサルタントを受けても、経歴書のおかしな部分が修正されずに、企業にそのまま送付されるケースが多いです。また、どのような戦略で自分を売り込んでいけばいいのか?という戦略部分を教えてくれるコンサルタントと当たるのは至難であると言えます。

 

ビズリーチの総評

ビズリーチの特徴としては、コンサルタントの良し悪しがはっきりしている点です。一見良いコンサルのように見えても、影では何かを隠しているケースもあるので、全てを信用せずに、自分の考えをきちんともってコンサルタントと接する必要があります。
例えば「年収500万円以上の案件なんてたくさんあります!いくらでも紹介できますよ!」というような大げさな発言をするコンサルタントには要注意です。実際はそのような案件は、たいてい裏があります。
しかし、実際にそのような案件をたくさん持っているコンサルタントも存在するので、信頼できるコンサルタントにあたれば、よい結果が待っていると思います。さらに、コンサルタントによっては、経歴書や面談方法のレクチャーを親身に考えてくれるケースがあります。しかし、逆に、こちらと会う気は全くなく、書面のみのやりとりで全て終わらそうとするコンサルタントもいます。コンサルタントによっては、一回も顔を合わせることすらない人もいます。電話と書類のみのやりとり完結しようとするケースです。私は、今回は3人の転職コンサルタントが担当になってくれましたが、今回、転職先が決まったビズリーチの担当者(3人目)とは、顔を合わしませんでした。電話でのやり取り、書面での名刺の交換のみでした。結果として希望年収の企業に合格したものの、想定年収は、残業なしの年収ではなく、残業代込みの年収で想定していたものとは違う結果になってしまいました。通常は「希望年収にはなるけど残業代込みであるか否かということを書面などで伝える」必要があったはずです。現在、既に決まってしまったことなので仕方ないですが、きちんと説明してほしかったと感じています。
今回、たまたまそのようなコンサルタントにあたってしまっただけなのかもしれませんが、ビズリーチの総評としては10点満点中7点です。ビズリーチが全て悪いというわけではありませんが、コンサルタントが個人であることが多く企業情報などすべてをフォローしてくれるわけではないので、転職者自身の営業力、人間を見抜く力、自分自身の市場価値を理解する力が必要なので、転職上級者向きであると言えます。しかしうまくはまれば、自分にとって最高の企業とめぐり逢える可能性は高いと思います。

 

ビズリーチで年収を上げる